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白髪の原因とは?

白髪とは、何らかの理由で色素細胞であるメラノサイトがなくなってしまい、メラニン色素が髪の毛の中に送り込まれなくなった状態です。
その原因は、加齢生活環境遺伝病気ストレスだといわれていますが、詳しいことは解明されていないのが現状です。

加齢

毛髪は毛髄質、毛皮質、毛表皮の3つの透明な層からできています。
この透明な層を通して見えるメラニン色素が、髪の色を決めています。
このメラニン色素の生産に必要なチロシナーゼという酵素の働きは、40歳前後から衰え始めることが分かっています。
チロシナーゼの働きが鈍り、作られるメラニン色素が減少するために、加齢に伴って、頭髪は白髪になっていきます。

生活環境

頭皮もお肌の一部です。
顔のお肌同様、栄養不足・睡眠不足・運動不足など不規則な生活を続けていると、頭皮の状態が悪くなり当然そこから生えてくる髪の質も悪くなり、白髪が増えていきます。
日頃から頭皮を清潔にし、規則正しい生活を心がけることが、白髪予防の対策の一つです。

遺伝

遺伝的な原因で白髪になることがあります。白髪になりやすい、なりにくいなど、人によって遺伝的な要素を持っているといわれています。統計的にみると男性は母方の、女性は父方の遺伝的影響を受けやすいといわれています。遺伝的に白髪になりやすい方でも、白髪改善の食べ物や白髪のリスクを減らす生活習慣で、白髪の発生を遅らせることができますので、早めの対策をされることがおすすめです。

病気

慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺異常などの病気で白髪が増えることがあります。また、白斑など(皮膚の一部が白くなる病気)ができると、その部分が白髪になることもあります。

ストレス

「苦労すると白髪が増える」と昔からいわれるように、ストレスと髪の毛の関係はとても深いものがあります。
身体にストレスがかかると交感神経が優位になって、毛細血管が収縮してしまい、髪の毛をつくる毛母細胞への栄養供給が滞りがちになってしまいます。これによって毛母細胞の働きが弱まります。特に不足しがちなのがミネラルで、ミネラルが不足すると髪の毛を黒くしているメラニン色素を合成する酵素の働きが弱くなり白髪となってしまいます。

公開日:
最終更新日:2015/05/07