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白髪染めをやめる時の問題点とおすすめの対処法

      2018/11/01

白髪染めをやめる時の問題点とおすすめの対処法

肌に合わない、髪の傷み、お金の節約、時間がない、自然なスタイルに戻したい…。白髪染めをやめる時はこのような理由があるのではないでしょうか。

さて、白髪染めをやめる時には、ちょっとした問題が発生する時があります。(特に美容院での白髪染めや市販のヘアカラー(2液混合タイプ)を使っている場合です)

逆プリンやムラが目立つように…

白髪染めをやめると、新しく生えてきた部分の白髪がとても目立ちます。最初はこめかみのあたりに目立ち始め、次に分け目が目立ってきます。髪の毛が長くて白髪の割合が多い人の場合は頭頂部だけが白くなる…いわゆる「逆プリン」や「富士山の初冠雪」のような状態になってしまいます。また、比較的白髪の少ない人は白黒がまだらになってムラが目立つようになります。

そして、急に白髪が目立つようになるので、突然老けこんだ印象を与える可能性があります。場合によっては、病気やストレスなどを心配されることがあります。よく知っている人なら「白髪染めをやめた」と伝えることができますが、まったく知らない人が見ると何かと誤解を受ける可能性があります。

さらに時間が経つと見た目がイマイチに

さらに時間が経過すると、白髪染めが抜けてきて、髪の色が茶色や緑っぽくなることがあります。特に日光の下ではよく目立ちます。白・黒・茶色・緑が入り混じって、見た目がちょっと残念になってしまうかもしれません。

対策は…

白髪染めから上手に卒業するためにいくつかの方法があります。

髪の毛をカットする

白髪が目立ってきたら、少し短めに髪の毛をカットしてみるといいでしょう。特に白髪の割合が多く逆プリンになってしまう場合は、思い切ってショートヘアにし、まだ白髪染めが残っている部分をカットしてしまうのもおすすめです。

帽子・スカーフなどをかぶる

当たり前の方法ですが、髪の毛の調子が整うまで、外出時は帽子やスカーフをかぶってカバーするというのもいい方法です。

白髪染めを脱色する

とにかく早く白髪染めをやめたいなら、白髪染めを脱色するのがもっともスピーディーです。ブリーチなどを使って、染料を脱色します。

ただし問題があります。ブリーチは髪と地肌に大きなダメージを与えます。また、白髪100%ならいいのですが、黒い髪がある場合、その黒い毛もブリーチの影響を受けて変色してしまいます。

この方法はよほど急ぎでない限りはやめた方がいいかもしれません。

ヘアスタイルを工夫する

個人差はありますが、白髪の生え方の特徴として全体的に平均して生えるのではなく、ある場所に集中していたり、目立っているということがあげられます。

たとえば、白髪が特に目立ちやすいのは、髪の分け目の部分です。もし、この分け目の部分に白髪が目立つ場合は、クシを使って分け目を変えてみて、目立たない場所に変えるというのもひとつの方法です。

また、分け目をなくしてしまい、オールバック風にしてしまうのおすすめの方法です。ムースやジェルを使ってぬれた感じのしっかりまとめたヘアスタイルにすると白髪が黒髪にまざって目立ちにくくなります。そして髪にツヤが出るので、品よくきれいに見える効果もあります。そして白髪にはくせ毛や縮れ毛が多いですがオールバック風にまとめると落ち着きます。
オールバックで額を見せるのに抵抗があるという方もいらっしゃると思いますが、しっかりと髪をまとめて顔立ちをすっきりと明るく見せることは意外にしっくりくることもあります。

白髪のロングヘアーはきちんと手入れをしていても、どうしても暗く老けた印象を与えてしまいがちです。もしロングヘアーにするなら、アップスタイルにするなどしてまとめるといいでしょう。

その他、髪型については、行きつけの美容室で相談してみてください。女性の場合、著名人でいうと金美齢さん中尾エミさん加藤タキさんの髪型が参考になるかもしれません。

シャンプータイプの白髪染めを使う

白髪染めをやめるタイミングの時に使えるオススメの方法は、一時的に「シャンプータイプの白髪染め」を使用することです。

シャンプータイプの白髪染めは、髪の毛を外側からコーティングするようにして染めます。美容院や市販のヘアカラーと違い、一度で染めてしまうのではなく、数回繰り返すことで、少しずつ色がついてきます。そして、持続性はそれほどよくないので、数日から10日間くらい使用しないと色が落ちてきます。

手軽に使えて、やめたいタイミングで色も落ちるので、白髪染めをやめて自分の髪色にもどる時の「つなぎ」として使用するには最適です。

シャンプータイプの白髪染めを使った手順は下記の通りです。

1)白髪染めをやめる

2)白髪が目立ってきたら、シャンプータイプの白髪染めを使用する

3)新しい髪の毛が伸びるまでシャンプータイプの白髪染めを使う

4)新しい髪の毛が伸びたらシャンプータイプの白髪染めをやめる。数日~10日程度でコーティングが落ち、本来の自分の髪の色に戻る

シャンプータイプの白髪染めは、最初の10日間程度は毎日使用してしっかり色を入れます。その後は毎日使用しなくても色をキープできます。普通のシャンプーと同じように髪を洗うだけなので、特別な手間はかかりません。また、植物成分など髪に優しい成分を配合しているタイプを使用すれば、今までの白髪染めで傷んだ髪の毛を修復してくれる効果も期待できます。

これから白髪染めをやめて、ナチュラルなスタイルに戻るという方は、その途中の段階でシャンプータイプの白髪染めを試してみてください。

おすすめのシャンプータイプ白髪染め

シャンプータイプの白髪染めは、ある程度しっかり染まって手間がかからず、髪や頭皮に優しいものを選ぶと良いでしょう。

おすすめの白髪染めは「サスティの[白髪用]利尻カラーシャンプー」です。

この「利尻カラーシャンプー」は天然の昆布をエキスを配合した白髪染めで髪や頭皮に優しいのが特長です。

「白髪染めシャンプーは染まらないのでは?」とお思いの方もいると思いますが、この「利尻カラーシャンプー」はよく染まると思います。そして手間もかからないのでおすすめしています。よく染まると言っても1回では完全に色が入りませんので、10日間くらい連続して使用するのがポイントです。ただ、1回色が入ってしまえば毎日使う必要はありません。

シャンプーにしては少し高いのが難点ですが、その分染まりもいいようです。現在、初めての方を対象に割引もしているようなので気になった方は試してみるといいでしょう。

サスティの[白髪用]利尻カラーシャンプーの詳細・口コミはこちら

自分にあったスタイルを見つける

白髪染めをやめるには勇気がいると思います。

誰でも黒髪の方が若く見えるのは間違いないと思います。しかし、肌や髪への負担や、時間やお金の問題を抱えながら、無理をしていくにも限界があるような気もします。

アメリカのサイトに「Going Gray Looking great」という白髪女性のためのサイトがあります。ここのサイトに次のような文章が記載されています。

いろいろな解釈があると思いますが、私は「美しく、あなたらしく、ありのままで」と訳せるのではないかと思います。人には年相応の魅力があります。白髪も年齢を重ねた魅力の一つだと思います。白髪染めをやめるには少し勇気がいるかもしれませんが、新しい魅力を発見できるいい機会かもしれません。

また、色々と試行錯誤していくなかで、自分にあったヘアスタイルが見つかるかもしれません。

もしあなたが白髪染めをやめたいと思っているなら、一度思い切ってやめてみるのもいいかもしれません。その時は上記でご紹介した方法を試してみてください。特にシャンプータイプの白髪染めを使う方法がおすすめです。

一度、白髪染めをやめてみていろいろと試行錯誤し、やっぱり染めたほうがいいと思うなら、また染めてみればいいのではないかと思います。

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