人間以外の動物も白髪になるのでしょうか?
結論から言うと、動物も白髪になります。
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人間の黒や金の頭髪も、三毛猫の3色も、ヒョウやトラの柄も、毛は2種類のメラニン色素(ユーメラニンとフェオメラニン)の遺伝的な組み合わせで着色されている。加齢や遺伝や環境などによって、メラノサイトの活動が停止すると、毛は無着色のまま伸びるため白髪になる。
ただ、野生動物の場合は加齢で元気がなくなると、白髪になる前に食えなくなるか、食われてしまう。
- 出典:【司法書士 阿部亮のつぶやき世界一周】ナゼ白髪になるのか?
人間もその他の動物も毛の着色の仕組みは同じなので、加齢などによって衰えてくると白髪になります。
実はシマウマも成熟してくると白髪になるそうです。白髪が増えてくると白黒の黒の部分が目立たなくなってくるそうです。引用にもありますが、野生動物の場合は、白髪になる前に食えなくなるか、食われてしまって死んでしまうんですね。だから動物に白髪はなく、人間特有のものに思われているんですね。
ところで、ゴリラの成熟した雄は背中の毛が白くなり「シルバーバック」と呼ばれています。これも白髪なのでしょうか。実はこのシルバーバックは白髪とは関係ないそうです。シルバーバックになるのは13歳くらいと言われています。ゴリラの寿命は40年から50年と言われているので、加齢とまでは言えませんね。ゴリラのシルバーバックは成熟した印だそうです。
ペットにも白髪を見ることができます。年老いた犬は白髪が多くなります。特に元々黒い犬は目立つようになります。
このように人間と同様に動物も白髪になります。人間も動物の一部ですので、動物として白髪になるのはごく自然のことなんですね。